醤油を販売する際の容器。農家で醤油といえば、もとは味噌からとる溜(たまり)のことであったが、江戸などの大都会では早くから購入するものになっていた。醤油はここにある樽詰めの計り売りから瓶詰めにかわり、現在ではプラスチック詰めが普及している。(郷土館)