・支那事変(日中戦争):昭和12年(1937)7月7日の盧溝橋事件に端を発した日中間の戦争。戦争は中国北部だけの北支事変から、上海陸戦隊の大山中尉射殺事件を機に上海にも拡大。日本軍は上海・南京・広東・武漢三鎮(武昌・漢口・漢陽)を占領し、宣戦布告せず事変という名称のまま全面戦争に発展。国民政府は重慶に移り抗戦を続け、昭和20年(1945)の日本の降伏まで継続。戦火の拡大で名称も変化。(太田屯田開拓記念館)