主に磯漁に使用されたことから磯船と通称されるが地域によって船型や名称に違いが見られる。大きさは全長7~8mで、主にコンブ・ウニ・カキ・アサリなどの磯物漁や刺網漁、釣り漁などに使用。通常1~3人乗りでクルマガイを用いたが、遠出する時は帆を張った。昭和30年代に入ってからは船外機が用いられるようになった。(海事記念館)