ここには、開拓時代の食卓を再現したものや実際に使われていた道具を展示しています。防寒に関するものが比較的多く展示してあり、太田村での冬がいかに屯田兵たちにとって厳しいものであったかを物語っています。
冬の厳しい寒さを耐え抜くために、下駄の内側も毛皮で覆われています。
こちらは女性用の雪下駄です。やはり内側も毛皮で覆われ、下駄の歯には滑り止めの鉄の鋲が打たれています。
主に雪の上など不安定な場所を歩くときに足に着用するものです。
現在のソリはプラスチック製の子ども向けのものが多いですが、展示しているこの桁橇はかなり頑丈であり、大きくて重いものも運搬できたのではないかと思われます。