屯田兵資料
主な展示資料
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屯田兵之章 |
北海道の開拓が始まった時に、各地の屯田兵に支給されたものです。銃と刀剣が交差し、それを植物が下から包み込んでいるデザインとなっています。 これを見ても、屯田兵は軍務と農務に従事する職業であることがわかります。 |
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島田鍬(しまだぐわ) |
開拓にあたり、明治政府から支給された官給品のひとつです。 他には家具や寝具、種物類などがありましたが支給は最初の一度きりで、その後必要なものは農業で生計を立てて自前で揃えねばならず、生活はかなり厳しいものでした。 |
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軍用水筒 |
開拓にあたり、明治政府から支給された官給品のひとつです。屯田兵はこれを手に、時には戦地へと赴いていきました。 |
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日本帝國明治三十七八年從軍記章之證 |
記章とは、戦争の軍事行動への功労者に授与されたバッジのことです。この展示資料は日露戦争での記章の証書にあたり、顕彰されているのは太田村に赤松を植えた岩淵繁隆元第三中隊長です。 |