幕末の厚岸
一般的に幕末といえば、江戸幕府による開国から武家政治の終わりである大政奉還へと至る日本の動乱期とされています。厚岸もその影響を受け、松前藩から幕府、そして幕府から仙台藩へと領主が変わっています。
このコーナーでは幕末の厚岸に関する資料やその時に奉納された品々を展示しています。
主な展示資料
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奉納額 |
額に飾られているひし形の的の下には4人の名前と砲術の流派が記されており、射撃の上達を願って奉納されたものと思われます。 |
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奉納絵馬 |
描かれている武者は、熊本城主として知られる加藤清正。武運長久を願って描かれたもので、当時厚岸を警護していた仙台藩士が奉納しました。 |
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矢筒 |
矢筒の家紋は「竹に雀」と言われるもので、伊達政宗で有名な仙台藩主伊達家のものです。これも仙台藩の役人が残したものと考えられます。 |