北方探検の時代

厚岸のアイヌの人々は17世紀頃から松前藩と交易をするようになります。その後、幕府の老中、田沼意次の命により北海道の本格的な開拓が行われました。天明6年(1786年)には東蝦夷地検分隊の一員だった最上徳内が厚岸を訪れています。

主な展示資料

地図

名称、発行者及び年代は不明。北海道の地図であることは分かりますが、当時まだ正確なものは作られていなかったと思われます。

最上徳内肖像画

 江戸時代の探検家。蝦夷地の専門家として幕府に重用され、北方四島や樺太の探索を行いました。アイヌの人々の教化と蝦夷地の守護を願って建てられたのが、現在の厚岸神社の前身とされる神明宮です。

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