アイヌの歴史

【イタオマチプ】

1987年に厚岸湖岸ホロニタイ地区で出土した丸木舟と関連資料を元に、縮尺1/ 5 で復元したアイヌ民族の舟。

イタオマチプとは、アイヌ語で「板で綴った舟」の意味。船の両側に板がひもで取り付けられているのが特徴で、深い河川や湖沼、外洋で使用されていた。

*模型の元となった丸木舟は、白老町の国立アイヌ民族博物館(2020年開館)に貸与された。

 

 

【丸木舟】

1978年厚岸湖岸東梅地区で出土(長さ607cm)したアイヌ民族の外洋向け丸木舟(イタオマチプ)で、船べりに穴があり、ひもを通して波よけの板を取り付けた。

丸木舟は、かつて漁業や貿易で海岸や湖沼、河川を往来していたアイヌ民族の暮らしを今に伝える貴重な資料。

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