~まとめ~
海事記念館前の試験栽培については、今年は土壌はすべて浚渫土と言われる海底の土を使い、水分は水道水で栽培し、適宜液肥を散布しました。8月以降土壌表面にコケ状のものが発生し、そのためか生育が思わしくなく10~15㎝で生長が止まり、9月初旬には赤く色づき始めました。その後あまりきれいに色づかず枯れるものも出てきたので、10月25日に種の採取を行いました。
郷土館前については、4月に土壌の耕運を行い、海水及び液肥を散布していましたが、隣接する樹木に日照を遮られたためか、生育にバラツキが生じ、10~15㎝に成長したところで赤く色づき始めました。海事記念館同様今年は色もあまり良くなく枯れ始めましたので、11月1日には種採取のため刈り取りました。
今年は去年と比較して2週間ほど遅い種の採取となりました。
刈り取ったアッケシソウは自然乾燥させ、来年の種蒔きに使用したいと思っています。
栽培するのが難しく、なかなかきれいに赤く色づいてくれませんが、今後も栽培を続けていきますので、ぜひ見守っていてください。
写真:厚岸湖岸に群生するアッケシソウ
2017年11月17日
味覚ターミナル「コンキリエ」に設置していたアッケシソウもだいぶ赤みが抜けてきました。このあとは、種を採取することとなります。
皆さんは赤いアッケシソウを見ることができましたか?
2018年もアッケシソウの保護、増殖に向けた取組を計画していますので、ご期待ください。
2017年11月1日
郷土館前で試験栽培をしていたアッケシソウが枯れ始めました。色も赤い色から茶色に変わり、種ができています。
この日は、海事記念館職員で来年に向けて種の採取を行いました。
昨年は10月19日に種を採取したのに対し、今年は11月と遅い時期での種採取となりました。
2017年10月21日
気温も段々と下がり、味覚ターミナル「コンキリエ」で栽培しているアッケシソウもだいぶ赤くなってきました。今が観賞するには一番良い時期かもしれません。
今後、さらに気温が下がり、茶色く枯れてきたら種の採取となります。
2017年9月26日
たくさんの人たちにアッケシソウに親しんでもらおうと、プランターに植えたアッケシソウを道の駅厚岸味覚ターミナル「コンキリエ」に設置しました。
より多くの人たちにアッケシソウのことを知ってもらえればうれしいです。
2017年8月17日
今日は海事記念館で企業実習中の高校生と一緒に水撒きをしました。
このまま大きく生長して欲しいです!
2017年8月15日-更新
今日は曇り空でした。少し肌寒いですが、アッケシソウは生長を続けています。
平成29年8月15日:海事記念館前
2017年7月13日-更新
真夏日が続いていますが、暑さに負けずアッケシソウもグングンと成長しています。
写真左:郷土館前 写真右:海事記念館前
2017年6月15日-更新
海事記念館では今年も記念館前と郷土館で試験栽培を実施しています。今年は浚渫土での生育の様子を定期的に更新していく予定です。
写真左:郷土館前 写真右:海事記念館前
・保護育成活動の記録