昭和53年11月27日
厚岸町筑紫恋129-1ほか
筑紫恋入口竪穴群は、昭和48年に町教育委員会が実施した海岸線を中心とする遺跡分布調査で発見されました。
この遺跡は、筑紫恋キャンプ場の東の「く」の字状に突き出た傾斜の緩やかな舌状台地に位置しています。
標高20~30m附近で11個の竪穴住居跡が確認されていますが、一辺が4~5m、深さ80cm前後の方形のくぼみを見ることができます。これらの竪穴住居跡も擦文時代(7~12世紀)のものと思われています。
車の場合は、厚岸駅より約5km
「筑紫恋」とは、アイヌ語で「チクシコイ;波浪の路を越す処」という意味です。