3月21日(土)に、こどもクラブ3月教室を実施しました。今年度ラストは「目の錯覚」についてです。
突然ですが、問題です。この二つの矢印、どちらが長いでしょうか?
答えは、同じ長さです。これは錯視の中でも特に有名なものなので、答えを知っている方も多いことでしょう。
…ですが、どう見ても下のほうが長く見えますね? この画像はペイントを使って正確に長さを測って描きあげたのですが、画像を作った私ですら長さが違うと思ってしまいます。
このように、実際の答えとは違ったものが見えるというのが、錯覚の面白さだと思います。教室ではこの他にもエッシャーの『滝』や『ルビンの壺』、『ムンカー錯視』や『チェッカーシャドウ錯視』など、様々な錯視を紹介しました。
目の錯覚に騙された子どもたちもかなり多かったようです。
今年度の活動は、これにて終了となります。また来年度も様々なメニューを考えていますので、皆様のご参加、お待ちしています!
2月21日(土)に、こどもクラブ2月教室を実施しました。今月はロープワーク講習です。
ロープワークとは、様々な状況に応じたロープの結び方、活用術のことをいいます。引っ越しなどで荷台の段ボールを固定したり、古新聞古雑誌をほどけないように結んだりと実生活で大いに役立つ技術です。
去年に引き続き今回も厚岸翔洋高校の渡邊雅之先生にお越しいただき、「もやい結び」、「クラブヒッチ(まき結び)」そして「一重つなぎ」を教えてもらいました。
子どもたちも最初は上手く結べず悪戦苦闘。結んだと思ったらほどけていて最初からやり直し…なんて一幕もありました。それでも、きちんと結べた時の感動は大きかったようです。
たった1本のロープですが、なかなか一筋縄ではいかないものですね。
1月17日(土)に、こどもクラブ1月教室を実施しました。今月はビニール凧作りです。
ビニールを左右が伸びた六角形の形に切り、ストローを骨代わりにして糸を通せば完成です。去年の凧よりシンプルな構造なので子どもたちもすぐに完成させることができました。
前回の凧作りの時は風が弱く、凧を揚げることができませんでしたが、今回は強風&ベタ雪という真逆な理由で凧を揚げることができませんでした…。私は凧に嫌われているのでしょうか?w
12月13日(土)に、こどもクラブ12月教室を実施しました。今月はクリスマスリース作りです。
リース作りの講師として、本の森厚岸情報館の職員に来ていただきました。
リースにリボンを巻きつけ、さらに飾るためのリボンをみんなで作ります。
あとはリースにリボンや松ぼっくりなどをくっつけて完成です。松ぼっくりとドングリは海事記念館前や国泰寺境内で収集したものを使いました。
とっても綺麗なクリスマスリースが完成しました。みんなすごく上手です。
クリスマスリースの起源は諸説あるのですが、魔よけや、豊作の祈願、新年の幸福を祈る、という意味が込められているそうですよ。
最後にクリスマスの絵本やCDの貸し出しを行いました。どの本を借りようか熱心に品定めをしています。
絵本とリースで、今年のクリスマスはより一層楽しいものになるでしょうね! でもいい子にしていないとサンタさんは来てくれないかも!?
それでは、よい年末をお過ごしください。メリークリスマス!
11月22日(土)に、こどもクラブ11月教室を実施しました。今回は化学変化を利用した、スライム作りとシャボン玉です。
洗濯のりと特殊な液体をコップの中でねればねるほど固まっていき・・・
このようにドロっとした状態で固まり、引っ張って伸ばしたり手でこねたりもできます。手元で起こる化学反応に子どもたちは夢中になっていました。
2つの液体の分量を変えたり色を変えたりするとどんなスライムが出来るのか、みんな真剣に取り組んでいました! 実験終了後、「スライムを持ち帰りたい!」という子が続出するほどの大盛況っぷり。ちなみにスライムは燃えるごみですよ。
実験終了後、残った洗濯のりはシャボン液にしました。針金ハンガーに糸を巻きつけて、これでシャボン玉を飛ばします。
この日は風が強くなりシャボン玉を飛ばすことは難しかったですが、大きなシャボン玉がひとたび出来上がると歓声が起こっていました。
平成26年11月28日、床潭小学校グラウンドにおいて「秋のほしぞら教室」を実施しました。当日はやや雲がありましたが、充分に星を見ることができました。
今年も釧路市こども遊学館のカシオペヤ号でヘルクレス座のM13球状星団や、こと座のM57惑星状星雲(別名ドーナツ星雲)を観測したり、反射式の天体望遠鏡でアンドロメダ銀河やたて座のM11散開星団を観測したりしました。
参加者からは「星が虹色に輝いていた!」「こんなにたくさんの星が見られるとは思わなかった」と嬉しい感想を聞くことができました。
釧路市こども遊学館のスタッフの皆様、床潭小学校の先生方、どうもありがとうございました!
9月20日(土)真龍小学校において、考古学教室出前講座「まが玉づくり教室」並びに、こどもクラブ9月教室を実施しました。
「勾玉(まがたま)」とは、昔の日本人がアクセサリーとして身につけていたものです。
まが玉や、それが発掘される遺跡というものについて、北海道埋蔵文化財センターの倉橋直孝主査がDVDやパワーポイントで分かりやすく説明してくれました。
それによると、厚岸町内にはおよそ90もの遺跡が発見されているそうです! 将来はもっと増えるかも!?
お話が終わったら、いよいよまが玉の作成開始です。
これが削る前の滑石です。まが玉の形になっていますが、角張っているので粗い目のヤスリでカドを削り、丸くしていきます。
形が整ってきたら目の細かいヤスリで傷を消し、磨き粉で光沢を出せば、まが玉の完成です!
石の模様はみんなバラバラなので、世界に一つだけのオリジナルまが玉が出来上がりました。中には黒雲母を含む珍しいまが玉も! これには倉橋さんもびっくりしていました。
最後はみんなで記念撮影! 倉橋さん、ありがとうございました!
8月30日(土)に、こどもクラブ8月教室を実施しました。今回はプラネタリウム特別投影です。
普段投影している星座だけではなく、惑星や月のスライドを投影して、いつもとは少し違うプラネタリウムとなりました。
教室の後半は、番組中にいつも登場する光の矢印(ポインタ指示器)の操作体験! いつもはプラネタリウムを見ているだけですが、実際に操作してみると、さっきまで覚えていた星座の位置が分からなくなって…意外と難しいかも!? でもみんな楽しそうに矢印を動かしていました。
7月26日(土)に、こどもクラブ7月教室を実施しました。今回は昨年好評だった灯台のペーパークラフト作りです。
灯台の持つ役割の一つに、「夜の航海の目印」があります。
夜の海は真っ暗なため、明かりが無くては船が座礁したり岩場に激突してしまいます。現在は光を遠くに飛ばして位置を教えていますが、昔はたいまつなどを燃やして明かりとしていました。
今回はペーパークラフトで作る灯台を光らせてみました! 下の写真は試作品で、中にLEDが入っています。
ペーパークラフトを作る他に、LEDの仕掛けやエナメル線の半田付け(これは職員が行いました)など、通常より作業手順が多かったので完成までに少し時間がかかってしまいました。
ですが、みんなが頑張ってくれたおかげで無事に完成しました!
今回の工作で夏休みの宿題が一つ片付いた・・・かな?
6月14日(土)に、こどもクラブ6月教室を実施しました。今年は太田地区周辺を巡り、太田村開拓の歴史を勉強しました。
太田屯田開拓記念館、太田屯田兵屋、太田紋助の墓碑、そして太田屯田の赤松をそれぞれ見学し、子供たちは真剣に話を聞いていました。
太田屯田開拓記念館では、当時未開の森であった太田村を切り開いた屯田兵の苦労を知りました。
続いて、屯田兵が住んでいた家(屯田兵屋)に入り、入殖当時の暮らしぶりに思いを馳せていました。ここでの生活はどのようなものだったのでしょうか・・・。
ここは、太田紋助、という人の墓碑。彼は入殖の際、土地選定に尽力した功績により、「太田村」の地名の由来となりました。
この赤松は、屯田兵たちが故郷から離れてもさみしくないように、との思いで植えられました。屯田兵たちの心のよりどころだったんですね。
今回の教室で、昔の太田村の歴史を知ることができたね! これで、みんな屯田兵博士です!
5月3日に今年度第1回となる、平成26年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ5月教室を実施しました。
今回は、こどもの日にちなんで、こいのぼりロケットを作りました。
紙の筒に、ウロコの形に切り取った折り紙を貼り付け、目とヒレと吹き流しを付ければ完成です。
子どもたちが夢中になって作ってくれたおかげで、参加者全員が予定より早く完成させることができました。カラフルで個性的なこいのぼりばかりで、みんなの創造力には驚くばかりです。
最後に天気も良かったので、みんなで外に行って飛ばしました。竹の棒と木片に輪ゴムをくくりつけ、ゴムの勢いを利用してこいのぼりを飛ばします。
空にたなびくこいのぼりのように、元気いっぱいな子どもたちでした。
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