2月教室
平成27年度 特別展「大黒島~昼と夜の顔~」を開催しました。
海事記念館では、特別展「大黒島~昼と夜の顔~」を開催しました。
宮川佳治氏をはじめ、多くの団体から提供された大黒島での写真や動物たちの剥製(はくせい)を館内で展示し、多数の方に来館していただきました。
また2月20日の大黒島スライド投影会も、宮川氏による解説とともに海鳥の様々な姿や色あざやかな花の数々を見ることができました。
協 力 : 宮川佳治氏
国立大学法人北海道大学北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園
帯広畜産大学ゼニガタアザラシ研究グループ
厚岸水鳥観察館
1月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ1月教室を実施しました。
1月16日に厚岸町海事記念館こどもクラブ1月教室を実施しました。今回はコイル(エナメル線を輪状に巻いたもの)の磁界を利用したスピーカー作りを行いました。
エナメルを巻いてコイルをつくり、コップの底にくっつけます。そして磁石を底の反対側に接着するだけでスピーカーの完成です。
完成したスピーカーからは、しっかりとCDの音が聞こえてきました。コイルの巻き数や磁石を増やしたり、コップよりも口が大きいものにすると、さらに大きな音が出ますよ。
12月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ12月教室を実施しました。
12月20日に厚岸町海事記念館こどもクラブ12月教室を実施しました。クリスマスが今年もやってくるので、厚岸町内で取れた松ぼっくりやどんぐりを使ったクリスマスリース作りをしました!
今回も、情報館の職員にリース作りを教えていただきました。画用紙で雪だるまやヒイラギの葉をつくり、リースに飾りつけます。クリスマスリースの起源は諸説あるのですが、魔よけや豊作祈願、新年の幸福を願うといった意味が込められています。
それではみなさん、よいお年を!
11月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ11月教室を実施しました。
11月21日に厚岸町海事記念館こどもクラブ11月教室を実施しました。
突然ですが、下の写真は、一体何だかわかりますか?
そう、ムラサキキャベツです。秋~冬にかけてスーパーで見かけたことのある人も居るでしょう。
今回は、この野菜に含まれる、アントシアニンという色素の特性を利用した実験教室です。
ムラサキキャベツをざく切りにし、お湯に浸すだけでアントシアニンが染み出てきます。
アントシアニンは、混ざる水溶液によって色が変わります。たとえばお酢のような酸性の液体と混ざれば紫色から赤色へと変化し、せっけん水のようなアルカリ性の液体と混ざれば緑色になります。
今回の教室のために、担当者は様々な液体を用意しました。休日に川湯温泉や阿寒湖温泉のお湯を汲みに出かけたり、海の水からにがりを生成したり、灰汁を作るために太田屯田兵屋まで行ったり…
各チームごとにそれぞれ調べたい液体を選んでもらい、実験開始! いざムラサキキャベツの水溶液を入れてみると、炭酸水が赤くなったり重曹が溶けた水は青くなったり…みんなの予想と全然違う結果に!!
りんごジュースはその後調べた結果、酸性の液体なんだそうです。
最後に、こんな実験をしました。ラーメンをムラサキキャベツの水溶液で煮ると、何色になるでしょう?
正解は……
緑色になります!! これは、麺を作る際に使われる「かん水」が影響しています。かん水はアルカリ性なので、ご覧のように緑色になります。
(このラーメンはスタッフが美味しくいただきました。)
アントシアニンはナスやサツマイモの皮にも含まれているので、気になる人は調べてみよう!
10月教室
平成27年度「秋のほしぞら教室」を実施しました
平成27年10月14日(水)に太田小学校グラウンドにおいて「秋のほしぞら教室」を実施しました。
当日は雲が薄くなる、という予報が見事に外れ、上空は厚い雲に覆われてしまいました。開始直前まで星が見えていたのですが、これには百戦錬磨の釧路市こども遊学館スタッフの顔も曇ってしまいます。
しかし、いざ教室が始まってしばらくすると、参加者の祈りが天に届いて、徐々に雲が切れていきました! 雲の隙間から星が見えるようになると、子どもたちからは歓声があがりました。
星が見え始めてからは、天体望遠鏡や移動天文車カシオペヤ号でいて座のM22球状星団や、M31アンドロメダ銀河、海事記念館の望遠鏡でフォーマルハウトやすばるなどをそれぞれ観測しました。参加した子どもたちからは「キラキラしてる!」「(望遠鏡で星を)初めて見た。」といった感想を聞くことができました。
釧路市こども遊学館スタッフの皆様、太田小学校の先生方、どうもありがとうございました!
9月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ9月教室を実施しました。
9月6日に厚岸町海事記念館こどもクラブ9月教室を実施しました。今回は水鳥観察館協力のもと、カヌー体験をしました。
カヌーに乗る前に、パドルの漕ぎ方や船への乗り込み方のレクチャーを受けます。
そして、カヌーを乗り場までみんなで運び、いざ別寒辺牛川の散策へ!
エビ藻が繁茂している地点まで進み、タモで川底をすくいます。
スジエビやトンギョが網にかかったのか、参加者たちは歓声を上げて喜んでくれていました。(一部、バランスを崩しかけたのか悲鳴も聞こえましたが。)
私自身も、結構な大きさのエビを獲ることができました! …が、揺れるカヌーの上でカメラを構えるのは緊張しました…。
↑クリックで拡大! 360°写せるカメラでの写真です! 凄い…
天気に恵まれて良かった! 水鳥観察館の皆様、ご協力&写真提供ありがとうございました!
8月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ8月教室を実施しました。
8月8日に厚岸町海事記念館こどもクラブ8月教室を実施しました。今回はタンチョウ・オオハクチョウ紙ひこうきづくりです。
紙ひこうき作りの名人である水鳥観察館の職員に来ていただきました。紙ひこうきの型紙を全て自作(!)したという凄い人です。
今回作るのは折り紙のようなものではなく、紙を何枚か重ねて作っていきます。パーツを型紙から切り取るみんなの姿は真剣そのもの。巧みにハサミを操る様は、まるで林家正楽です。(古いかな?)
海事記念館にもオオハクチョウの紙ひこうきがあるので、人にぶつけないようにして飛ばしてみてね!
7月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ7月教室を実施しました。
7月18日に厚岸町海事記念館こどもクラブ7月教室を実施しました。今回は土器づくりに挑戦です! なんだかドキドキ♪ しますね。
今川焼のような土台を作り、そのふちにひも状に伸ばした粘土を巻きつけて土器の形を作ります。陶芸といえば「ろくろ」ですが、縄文時代にはそんなものありません。昔の人は大変な作業を繰り返していたんですね。
やがて出来上がった土器の側面に縄やロープで模様をつけるのですが、力加減を間違えるとせっかく作った土器の形が崩れて台無しになってしまいます。昔の人は繊細な作業も得意だったんですね。
後日、窯で焼きあがったものを見てみると、全ての作品がひび割れひとつありませんでした! みんなが一生懸命作ったお陰だね!
6月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ6月教室を実施しました。
6月13日に厚岸町海事記念館こどもクラブ6月教室を実施しました。今回はポンポン船づくりに挑戦です。
ポンポン船とは、水蒸気の力で進む船のことです。スタジオジブリ映画『崖の上のポニョ』でも宗介が母親を探しにいくシーンで登場します。
最初はピクリとも動かないですが、ロウソクの炎で温められると動き出すポンポン船に子どもたちも驚いていたようでした。
5月教室
平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ5月教室を実施しました。
5月10日に今年度第1回となる、平成27年度 厚岸町海事記念館こどもクラブ5月教室を実施しました。今回はオリエンテーションということで、こどもクラブの目的や年間スケジュールを紹介しました。
後半はチーム対抗のクイズゲームで盛り上がりました。ちょっと問題が難しかったかな?
それでは、今年度もよろしくお願いします!