2月教室
海事記念館こどもクラブ2月教室を開催しました。
2月26日(日)に海事記念館こどもクラブを開催しました。今回は電池作りですが、平成25年9月に実施した電池作りとは趣向を変えて、果物や野菜を電池にします。
みんながそれぞれ持ち寄った果物や野菜を輪切りにし、銅板と亜鉛板を差し込んで導線でつなぐと、たしかに電気が流れています!
しかし、果物の電気抵抗が大きく、これ以降はLEDを点灯させることはできませんでした。また、電子メロディにつなげてみると聞こえてくるのは童謡の『きらきらぼし』……ですが、流れる電流が弱いらしく音程はどことなく元気がありませんでした。
それでも、身近なものから電気が発生することに、子どもたちは新鮮な驚きを感じながら電気が上手く流れるよう頑張ってくれました。私も頑張らねば!
11月教室
海事記念館こどもクラブ11月教室を開催しました。
11月3日(祝・木)に海事記念館こどもクラブを開催しました。今回はお供山のチャシ跡を巡る・・・予定でしたが、朝とても冷え込んで木道が凍ってしまいました。そこで、急きょ予定を変更し、手作りモーター教室となりました。
電池と磁石とクギを組み合わせるだけで簡単にモーターの原理を再現できます。実際に目の前でクギが回り始めると、子どもたちは驚いていました。
次は、クギの代わりに画びょうを使って、より難しいモーター作りに挑戦。担当者は試作品を作る時に相当手こずったようで、子どもたちは作ることが出来るか少し不安でしたが・・・果たして結果は?
このように、全員がアルミの輪を回すことに成功! 電気と磁石で力を生み出す仕組みを楽しく体感することができました。
10月教室
満天の星空に感動! 秋のほしぞら教室
平成28年10月6日(木)に、床潭小学校グラウンドで秋のほしぞら教室を実施することができました。
前日は曇り空で星が全く見えませんでしたが、この日は雲も月明かりも少ない好条件でした。
釧路市こども遊学館のスタッフによる解説を聞きながら、参加者はカシオペヤ号の望遠鏡でアンドロメダ銀河や、はくちょう座の二重星アルビレオを観測したり、小型の望遠鏡で月のクレーターを見たりしました。
そして今回は、なんと3回も流れ星が!! 私も現場に居たのですが、3つとも見ることは出来ませんでした・・・無念。見ることができた人は、何かお願い事はできたでしょうか?
後半は雲が多くなってしまったのですが、それでも遠い銀河の星々を見ることができ、参加してくれたこどもたちも「キラキラしてて綺麗」「(望遠鏡で月を見ながら)本物みたいだ!」と興奮気味に感想を述べてくれました。
最後になりますが、釧路市こども遊学館のスタッフの皆様、床潭小学校の先生方にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
9月教室
海事記念館こどもクラブ9月教室を開催しました。
9月17日に海事記念館こどもクラブを実施しました。今回は厚岸町と村山市をつなぐ重要な人物「最上徳内」にスポットを当て、最上徳内のゆかりの地を車塚学芸員に解説していただきながら巡りました。(本来は8月にこの内容を行う予定でしたが、悪天候の影響で実施できず・・・。天気に恵まれてよかったです。)
最上徳内は山形県村山市に生まれた江戸時代の人物で、蝦夷地(現在の北海道)や北方領土を調査・探索した探検家です。特に北方領土の国後島や択捉島に行った際は、厚岸アイヌの有力者であるイコトイに案内をしてもらっています。
また、最上徳内は4度目の調査で蝦夷地を訪れた時に、厚岸神社の前身でもある神明宮を建てています。このことが縁となって、厚岸町は村山市と友好都市提携を結んでいます。
最上徳内が建てた神明宮はやがて傷んでいき、7度目の調査の時には倒壊していました。それを修復したのが、徳内に随行していた近藤重蔵という探検家でした。彼の功績により社殿は蘇り、その後幾度か改名して現在の厚岸神社となりました。厚岸神社の階段は登るのが大変でしたね。
今年(平成28年)は厚岸町と村山市が友好都市となってから25年。さらに最上徳内の生誕260年目という節目の年です。子どもたちは、自分たちの町の歴史をまた一つ知ることが出来ました。
7月教室
海事記念館こどもクラブ7月教室を開催しました。
7月24日に海事記念館こどもクラブを実施しました。今回は「厚岸の歴史探訪」と題し、厚岸町の歴史を熊崎学芸員に解説していただきました。
最初は厚岸町郷土館。館内には、実際に町内から出土した本物の土器や石器が展示してあります。写真の土器は続縄文時代(およそ紀元前3世紀~7世紀)のものです。そんなに昔から、今の厚岸町には人類が生活していたんですね。今回は特別に触らせてもらいました! 矢じりはとても鋭く、今でも切れそうな感触でした。
郷土館にある資料の一つに、国指定重要文化財「蝦夷三官寺国泰寺関係資料」の一つである日鑑記の写本があります。日鑑記は文化元年(1804年)から文久3年(1863年)まで歴代住職が書き続けたもので、その中には江戸幕府の蝦夷地政策やイーモント号のこと、地震や津波のことなどが記載されていて、当時の厚岸を知ることが出来る貴重な資料です。
その他にも、アイヌの民俗衣装や昭和初期に実際に使用していた生活用具を展示しています。ダイヤル式の電話、よく使い方がわかったね!
次に国泰寺境内、本堂と見学しました。仏牙舎利塔には仏様の骨が入っているんだって。本当かな? 本堂の地獄極楽図はとても恐ろしかったね。この世の行い 気を付けて!
あ
厚岸町は道東の中でも最初に「場所」が設置された地域であり、その歴史はとても古く、深いです。今回の教室で、自分の町をもっともっと知って、もっともっと好きになって欲しいです。
6月教室
海事記念館こどもクラブ6月教室を実施しました。
6月11日に、第2回目となる海事記念館こどもクラブが実施されました。今回は、去年大好評だったカヌーです!
今年も水鳥観察館の協力を得て、近くを流れる川で水生動物の観察を行いました。
当日は風が強く、上流から流されながらも子どもたちは元気よくタモでスジエビやトゲウオをすくい上げていました。
最後に皆で記念撮影!
来年は天候に恵まれるといいですね。最後に、水鳥観察館の皆様、ボランティアで参加してくださいました豊川さん、ご協力ありがとうございました!
5月教室
海事記念館こどもクラブ5月教室を実施しました。
5月15日に、今年度の第一回目となる厚岸町海事記念館こどもクラブを実施しました。
最初の活動ということで、これから1年間の予定をみんなに説明しました。そしてその後はおさかなビンゴゲームで真剣勝負! 普通のビンゴとは趣向が違うものでしたが、楽しんでもらえたかな?
昨年から引き続き参加してくれた会員の他に、新たなクラブ会員となったメンバーも、これから1年間よろしくね!