近年、青少年を取巻く様々な問題が多発しており、「いじめ」や「不登校」を始め、幼児や青少年が犠牲になる事件も後を絶ちません。
このことは人間関係の希薄化が進み、集団としての最小単位である家族でさえも良好なコミュニケーションがとれない状況にあることと深く関係していると考えます。
「あいさつ」はコミュニケーションをとるために、生活のなかで最も基本的な行為であり、また最近の不審者等による事件から見受けられることは、地域における「声かけ」が最も有効な防犯対策です。
【町内の各学校における主な取組み】
(1) PTAによる街頭指導や交通指導時の生徒に対する声かけの実施。
(2) 真龍小学校「お迎え隊」による通学路での声かけの実施。
(3) 児童会による「あいさつ運動週間」の設定や登校時に玄関ホールでの挨拶運動の実施
(4) 学校評価設定項目に「挨拶」を設定し具体的な成果を確認する。
(5) 挨拶の大切さを学校だよりや・学級通信により各家庭への啓発を図る
(6 )外部講師を招いてのマナー教室の実施など、
*各学校とも重点目標として掲げ、日常的な習慣として様々な取組みがされています。
しかし、「あいさつ・声かけ運動」は学校だけで行なうものではなく、地域が一体となった取組みを行うことが必要です。
子供が投げかけた挨拶に対し、地域に住む大人がしっかりと応えてあげることが大切です。